森から海へ、そして再び森へ。自然の大きな循環とともに…。
海の栄養分が陸上植物へ供給される仕組み(鮭よ帰っておいで!)

ふ化場について

漁業の仕事は魚介類を漁獲するだけではありません。豊かな資源を守り続けるために様々な増養殖事業も行っています。
川を遡上するサケは捕獲場で捕獲されます。捕獲されたサケから採卵された卵は、きれいな水を使ってふ化場で冬を過ごします。
また、親サケを捕獲せずに、サケが自然に産卵できる川の環境の保全も要望しています。
ふ化場で大きくなった稚魚は春に川を下って海へと旅立ちます。

豊かな森林

豊かな森林は雨水を蓄え、川水の急激な出水を防ぎます。このため、栄養分を含んだ陸水が長期的にわたり安定的に海に流入します。
また、土砂の流出を防ぎ、川や周辺海域の汚濁を防ぎながら栄養を供給します。

遡上

【遡 上】
サケが生まれた川に戻ってきます。

捕獲場

【捕獲場】
サケを捕獲します。

蓄養池

【蓄養池】
卵が成熟するまで親サケを飼育します。

採卵場

【採卵場】
メスから卵をとり、オスの精子をかけ受精卵を作ります。

養魚池

【ふ化器】【養魚池】
ふ化器で受精卵を育てます。ふ化直前に養魚池に移して、赤ちゃんサケが自分で餌が食べられるまで育てます。(写真は養魚池)

飼育池

【飼育池】
海に降りられるようになるまで稚魚を育てます。