北海道漁業協同組合連合会 お魚殖やす植樹運動
森から海へ、そして再び森へ。自然の大きな循環とともに・・・。

お魚殖やす植樹運動30周年記念行事・北海道150年記念植樹


記念植樹


平成30年5月30日(水)に、石狩管内当別町の道民の森において、JF北海道女性連および系統各連による『お魚殖やす植樹運動30周年記念行事』および『北海道150年記念植樹』を実施しました。

昭和63年から始まった『お魚殖やす植樹運動』が今年で30周年を迎えたこと、また北海道命名150年であることを記念して、エゾマツとエゾヤマザクラが代表者によって植樹されました。

また、関係機関、漁協系統団体等から約150名の参加者が集まり、ミズナラ・イタヤカエデ・ニレの苗木、合計750本を1本1本心をこめて植樹しました。


記念植樹
記念植樹
記念植樹


更に、初めての試みとして、木育イベントも実施しました。

“『お魚殖やす植樹運動』の活動経緯や実績”“なぜ漁業関係者が木を植えるのか?”“木育”について等を講義した後、木の種類による違いや木のぬくもりを感じてもらうために木製のマグネット作りを行いました。参加者全員、童心に帰ったように楽しみながら作成していました。

帰りに参加者には、北海道150年記念ロゴ入りペットボトルとお魚殖やす植樹運動のロゴ入りハンドタオルをプレゼントしました。


木育イベント
木育イベント
木育イベント
木育イベント

昭和63年から始まった「お魚殖やす植樹運動」は、今年で30周年を迎え、全道各地でこれまで植えられた苗木は、約114万本になっています。今後も植樹の大切さを伝えながら、“100年かけて100年前の自然の浜を”を掲げて植樹運動を続けていきます。


北海道漁協女性部連絡協議会 國分会長のコメント

北海道漁協女性部連絡協議会 会長 國分 豊子 北海道漁協女性部連絡協議会 会長 國分 豊子


1.「お魚殖やす植樹運動30周年記念行事」、「北海道150年記念植樹」を終えた感想をお聞かせ願います。

 昭和63年より北海道漁協女性部連絡協議会が中心となり、植樹運動を始めて参りました。

 今年の植樹運動も30周年を迎える事になり、いつもと心の持ち様がちょっと違っていたように思います。

 私も女性部に入り40年を迎え、部長として21年を迎えました。
 その間、植樹活動にいつも参加しており、植樹をした木はどうなっているのか?元気に育っているのか?どちらも植樹をしている度に思っていましたが、昨年度、過去に植樹をした場所を視察でき、元気に育っていることに感謝しております。

 北見地区の会長になり7年になりますが、当別の植樹はいつも大勢の団体に参加して頂き、大成功に終わっております。

 今回は「北海道150年記念植樹」も重なり、大勢の協力のもと終わる事ができ、本当にありがたく思っております。

 豊かな漁場を育むという考えに基づき、「100年かけて100年前の自然の浜を」を合言葉に、これからも進んでいきたいと思います。

 今回は、木育というイベントもありました。木育は、森林との触れ合いを通じて、人と森林との関わりを考える場でありました。短い時間でしたが、みんなで木製のマグネットを作ったりと、ゆっくりした時を過ごす事ができ、豊かな心を育むことができました。

2.北海道女性連として、今後の「お魚殖やす植樹運動」への想いをお聞かせ願います。

 これからも各地区の女性部が大勢の人達と協力して、頑張って植樹を続けていくと思っています。

 環境保全や、土砂流出防止、河川への栄養補給など、森林にはさまざまな機能がありますので、植樹を続ける意義は本当に大切と考えます。

 これからも女性部のみんなで力を合わせ頑張っていきたいと思います。
苗木や植樹場所、経費などいろいろな問題もあると思っておりますが、本運動の趣旨をご理解頂き、これからも色々な方々にお力添えを頂きたいと思っておりますので、これからも宜しくお願い致します。